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大学に入学します

はじめに

退職エントリとか、入社エントリは大量に腐るほどあるけれど、入学エントリなんていうのはほとんどないと思うので、書いてみると面白そうだったので書いた。

入学する先は?

入学先は放送大学で、全科履修生として届けを出した。学部は教養学部の情報コースであり、単位としては、初歩的な数学からネットワーク、デジタル情報などを受講するつもりである。無事、満額を支払ったので、何も問題なければ、四月から大学生になっている筈である。満額といっても、一般的な大学ならばそんな問題はない額ではあるけれど、支払ってみると、結構痛い感じになった。

入学するまでの経路

自分の背景を説明すると、二流大学私立中退という経歴がある。で、紆余曲折がありながら、現在、プログラマとして三年ほど、見よう見真似で仕事をさせてもらっている。

しかし、仕事をすればするほど、あるいは技術的に面白いことをやろうとしたりすると、そもそも基礎的なことがわかっていないので、どうしても場当たり的にならざるを得ないことを実感しつつあった。

もちろん、理論的な基礎部分と、仕事を進めるにあたっての必要な業務スキルは違うことは十分も承知だ。そこは直接には関連せず、むしろそういう実務で迷惑をかけることが多いのも事実。だが、よくある「私立文系でもプログラマとして〜」みたいな、変な言い訳で自分を誤魔化すよりは、そういう教育機関に在籍して、それなりに自分は勉強をこなしたという自信を持って、技術をやるほうが、遥かにいいだろうということを考え、そのように結論した。

また、単純にラムダ計算とか、コンピューター理論とか、あるいはソートアルゴリズムとかの本を読んでいて、そういうことが面白がれるという感性があるということがわかってきたので、「もしかして、こっちを勉強するのは向いているかもしれない」と思ったのもあった。つまり、割と理論的なことを小難しく考えるのが、自分にとっては面白いのかもな、と思ったので、鉄は熱いうちに叩くべきだし、いい機会なので、入学を決意した。

なんで入学するの

今の日本社会というのは「大学生」といえば、20代前半というイメージがあり、IT企業もなぜか「大学生向け」という謎のイベントを行ったりしている。放送大学はちゃんとした認定大学のため、学割も効くし、学籍としても通用する。これを活用するのは、社会をハックするという観点でと面白そうと思ったのがまず一点。

もう一点。勉強はしたいときにできることが望ましく、またそのほうが効率が良いというのがある。大学を辞めて入社したら百万円で炎上した会社があったけれど、その意見は、自分が大学生だったころのことを考えると、自分の専門の勉強はほったらかしで、哲学とか社会学の本を読んでいた記憶がある。そういうもので、そういう実感はわからなくはない。

問題は、「大学」が大卒という資格を得るためのものであるという事実は否定できないのだが、そうではなくで、いつでも大学に入ることができて、そこで勉強して、自分のやっていることをより深く知りたい、という動機づけがあったら勉強できるという場所として、大学があればより望ましいし、そういう風なロールモデルも当たり前になればいいと感じる。要するに会社勤めでも大学生が増えるきっかけがあればそれでいい。

海外では、実力主義といいつつ、やはりその実力には「学歴」も入っていて、そのため、キャリアパスとして、改めて会社勤めしながら大学にいくという選択はあるということも聞いている。日本では、あまりそういうのが直結するということはピンと来ないけれど、ただ自分のそういった知識を底上げするのにはいいだろうと思った。

こういうことをいうのは簡単である。だが、実践することは難しい。たぶん、実践するとするなら、リモートワークなどで、比較的自由にやらせてもらっている今しかないだろうと考えた。先ず隗より始めよ、ということだろうと思う。

放送大学は、先日のプログラミングの授業で炎上したこともあるけれども、しかし全体的には質の良いカリキュラムを提供しており、下手な大学に入学するよりもよほどよい授業を受けられる、ということを信頼できる人たちから聞いている。なので、放送大学で勉強するのは悪くないと考えた。

独学でも出来るんじゃないの

出来ると思う。別に大学に在籍する必要は無い。今日において、勉強する手段は山ほどあり、そしてそれを使えば、いくらでも知識を増やすことは可能だ。放送大学の授業は、ちゃんと放送されているし、論文だって腐るほど落ちている。また、専門書や大学にある教科書もたくさん出ているし、しかも無料で公開されていることもある。それらを使って座学で勉強することは、不可能ではない。学ぶ方法は様々な方法があり、自分が選ぶべき道を選べばいいと思う。英語の教科書なら腐るほど無料で公開されている。あとはやる気次第だと思う。

それでも大学に在籍する理由があるとするならば、それなりの知識を収めたということを実感したかったのだろうと思う。大学にこだわる必要は無いが、だからといって最初から大学という手段を否定することもない。ある程度のカリキュラムがあるということは、例えば俺みたいに独学だと知識が散漫になりがちな人間にとって、一本の筋をがっちりと作ってくれるという意味で、とてもいいことだと考えているし、試験というのがあれば、それなりの課題と目標になるはずだろうという目論見もある。

というわけで四月から大学生です

いろいろ書いたけど、面白全部みたいなところはあります。30代で大学生という、その単純な事実は面白いし、そのために学費を払っていい、という、悪い意味での面白思考があるのは否めない。真面目な人には怒られるかもしれないけれど、ただそういう風に楽しんでいる自分もいるし、そこは否定しないでおこうと考えたりしていた。

現実、真面目に通うかどうかは怪しいし、現状として10年で卒業するというバカみたいな構想を考えていたりするので、実際どうなるかはわからない。ただ、どうせ金払うんだし、これが上手く自分の人生のクオリティを上げるようになればいい。

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